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by suitevoice

シェリル・ベンティーンに魅せられし夜!

11日(土)は、マンハッタン・トランスファーのソプラノ、シェリル・ベンティーンのライブを聴きに丸の内「COTTON CLUB」へ♪

ステージは、親日家の彼女らしく扇子を扇ぎながら登場。1曲目はレオン・ラッセルの名曲「This Masquerade」。 これはシェリルの最新アルバム「Songs of our time」の1曲目でもあります。 このアルバムは、キャロル・キングの「Will you still love me tomorrow」やノラ・ジョーンズの「Don’t know why」など、スタンダードをシェリル風にアレンジしたもの♪ 今回のステージでは披露されなかった「Close to you」や「Time after time」など親しみやすい楽曲が収録されています。 ライブでは「You’d be so nice to come home to」などお馴染みのジャズ・ナンバーもバランスよく散りばめて。

伸びやかで、躍動感溢れる歌声、抜群の安定感。そして彼女の存在感は、登場してきただけで、まるで太陽のようなオーラを放っているのだから。その波動は一気に客席に広がって・・・ホントに不思議ですが、彼女を見ているだけで何ともいえない幸福感に包まれてしまうのです。
そして、今回のシェリルはいつにもましてダンサブル。 「Hoo~!」と叫びながらメチャメチャ踊りくるったかと思うと、スロー・ナンバーではしっとりと大人の女性の色香を漂わせて。 キュートだったりセクシーだったり、いろいろな表情を。本当に、いつもシェリルには「歌うこと=HAPPY!」ということを改めて認識させられるのです。

そして、もう1つ、私たちが楽しみにしていたことが。会場に入ってドラムのところにボーカル・マイクがセッティングされてるのを発見! ドラマーのデイブ・タルが登場して私たちはひそかに興奮状態♪  ライブの後半、某ナンバーの間奏中に彼のスキャットが。 ドラムを叩きながらのスキャットって、ある意味「神業」に思えるのですが、彼は実にさりげない!そしてその少し枯れた声がたまらない☆ このスキャットがショーのハイライトにもなっていて、会場全体が盛り上がる、盛り上がる。

さて、最後のナンバーまであっという間。アンコールは「Ellie my love」。レイ・チャールズもカバーしたサザン・オールスターズの名曲。 改めてこの楽曲の素晴らしさと普遍性を実感。 そしてシェリルはオリジナルとは全く違ったアプローチをみせ、この曲を彼女のスタンダード・ナンバーに仕上げていました。 彼女の音楽への愛と大好きな日本への思い、全てが凝縮されたアンコール。

終演後、楽屋に伺い、久し振りの再会。シェリルに私たちの3rdアルバム「JAZZ CARAVAN」を渡して、彼女のニュー・アルバムにサインを貰い、写真も一緒に! 相変わらずフレンドリーで魅力的☆ ピアニストのコリー・アレン(シェリルの素敵なご主人)が「また機会があったら何かプロジェクトを一緒にやろうね」という嬉しい言葉を。早く実現させたいな~♪  来年1月には「マンハッタン・トランスファー」として再び来日するそうなので、再会を約束。シェリル・ベンティーンの歌声に魅せられた夜を満喫♪
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さて、その興奮が覚めない(笑)私たちの次回のライブは、25日(土)渋谷JZ Bratで「SUITE VOICE meets Bobby Ricketts」。 Bobby はデンマークのTVショーのホストして有名だから、プレイはもちろんトークも楽しみですね♪ どうぞ、お見逃しなく!!

デンマークってどんなところかもちょっと興味津々♪
by suitevoice | 2008-10-13 12:08 | ライブレポート